2008/4/19
メルセデス、中国SUV市場でBMWとバトル
北京−メルセデス・ベンツは土曜(4/19)、独BMW
両社ともに、ヨーロッパや米国での自動車市場の全体的な売上の減速を補うため、中国での富裕顧客の獲得を狙っている。
「中国は、Sクラスでは世界第2位の市場だ。」とダイムラー北東アジアのチェアマン、Ulrich Walker氏は、土曜日、北京オートショー開催直前のプレゼンテーションでそう述べた。Sクラスは、メルセデスブランドの最高級顧客向け製品である。北京オートショーには、世界最大の高級自動車グループ、BMVも積極的な参加を予定している。
中国市場は、2007年の900百万台に続き、2008年には1千万台の市場になると、Walker氏は言う。
GLK350は、どんな悪路でも最高の乗り心地を提供できるSUV(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)として売り出される。
これまでのドイツ製SUVのラインアップは、X3、アウディ
それらSUVと比べると、GLK350はやや小さめで、そのモデルコンセプトである、”GLK Vision Freeside”は、baby-SUVと幾つかのメディアに取り上げられている。
GLK350は、テレビドラマ”Sex in the City”の映画の中で使われた事などで、1月のデトロイトモーターショーにおいて、大きな宣伝効果を得た。
アウディは、Poly Plazaセンターにおいて、より小さなSUV、Q5を発表し、その他小型SUVは、トヨタのInfiniti EX、ホンダのAcura RDX、フォルクスワーゲンのTiguan、ランドローバーのLR2/Freelander、ボルボのXC60がある。
独フォルクスワーゲン
アウディの2008年の販売数は100万台を越す勢いであり、中国での売上は堅調だ、とアウディ最高責任者、Rupert Stadler氏は言う。
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